無痛分娩レポ

きぬの過去を振り返ろうシリーズは、またどこかのタイミングでするとして。

今日は私の無痛分娩について、思い出しながらまとめていきたいと思います。

兄・もめんも無痛分娩

7年前の出産も無痛分娩でした。

特に持病があるわけではなく、ただ「痛くないに越したことはない」という理由だけで無痛分娩を選択。

麻酔を入れてからは本当に痛みがなく、普通に談笑しながら過ごし、約7時間後にするっと誕生。

途中でもめんの心拍が下がって鉗子で引っ張り出したことと(麻酔とは関係なし)、私の出血が多く自室に戻るのが1日遅れたこと以外はトラブルなく、体調も良い状態で退院できました。

 

だから今回も同じようにパッと産んでさくっと退院できると思っていたのに、トータルで3日も退院が延びたんだよって話を書きます。

だいぶ長いけど、興味がある方や、無痛分娩を考えている方はぜひご覧ください!

 

では、今回の無痛分娩レポいきます

今回お世話になった病院では、自然分娩と同じように陣痛が来たら病院に行き無痛で出産するパターンと、あらかじめ分娩の日程を決めておく計画分娩のパターンの2つから選べました。

私はもめんの長期休みと、夫の仕事にタイミングを合わせたかったので計画分娩を選択。

事前の妊婦検診で先生と相談し、本来の出産予定日の一週間前に出産することが決まりました。

3/28 分娩前日

計画分娩の場合は、前日から入院します。

この日は陣痛室に案内され、ルートの確保とNSTで赤ちゃんの心拍チェック、あとは先生の内診があるだけ。

ちなみに、この時の子宮口の開きは1.5cm。

先週の妊婦検診の時のサイズと変わっておらず、翌朝にバルーンを入れて子宮口を開くことに。

兄・もめんを産んだ病院では前日に頸管拡張材を入れたので、色んな処置方法やタイミングがあるみたいです。

 

「生まれるまでに2~3日かかるかもね」とさらっと言われたけど、もめんは7時間で産んだし!という謎の自信があったので、特に気にせず流してました。

その後は、夜ご飯を食べて22時に消灯。

3/29 計画分娩当日

麻酔を入れるので、0時以降は水分摂取のみ。

起床後はちょっとだけNSTで赤ちゃんの心拍を確認し、7時に荷物を持って部屋を移動しました。

 

ここからは、スマホに残したメモを元にまとめていきます。

 

7:00 分娩室に移動

NSTを付け、バルーンを挿入。

痛い痛いと聞いていたバルーンは、特に痛みなく一安心。

 

8:30 陣痛促進剤を開始

促進剤を入れてから10分後に少しずつ痛みが出てくる。

 

9:45 麻酔チューブを背中に挿入

上手く入らなかったようで、刺すような鈍い痛みがある。

麻酔科の先生に「なんか入れにくい」と言われたものの2回目はしっかり入り、麻酔が問題なく流れることを確認。

(スムーズに入る場合は痛みはなく、背骨あたりになんとも言えない違和感がある程度)

「1回目にチューブを入れた時に別の場所を刺してしまったので、明日以降強い頭痛やめまいがあるかも」と説明を受ける。

 

なにそれやだ~怖い~って思ってたら頭がぼやけはじめ、エコーがかかったみたいに耳の聞こえも悪くなり、さっきまであった元気がなくなる。

血圧が60まで低下していることに気付き、血圧を上げる点滴を注入。

麻酔のせいで血圧が下がったとのこと。これもたまにあることらしい。

15分後、症状が治まり元気も回復。(血圧が下がるとあんなにテンションが落ちることを初めて知ったよ)

気持ち改め頑張って産むぞ~って意気込んでたら、「頭痛やめまいの後遺症が出ないように、起き上がったりしないでずっと寝たままの体勢でいてください。スマホもなるべく触らずに」とのお達しが。

 

この症状「硬膜穿刺後頭痛」といって、硬膜が傷つくことで起こるのだそう。

体を起こすと硬膜から脳脊髄液が漏れて、それによって強い頭痛やめまいが出るらしい。

横になると緩和するという特徴があって、稀に出る無痛分娩の後遺症の1つだとネットに書かれてました。

 

その後はしばらく記録をつけていなかったので細かくは覚えていませんが、尿道にカテーテルを入れたりNSTで赤ちゃんの心拍を確認しながら、定期的にバルーンの抜け具合をチェックしていました。

陣痛の痛みも増してはいるけど、まだ生理痛レベル。

バルーンが抜ける気配はゼロ。

加えて、後遺症を避けるために自身で体勢を変えることは許されず。

ただし床ずれは防ぎたいからと、1時間ごとに指示された方向に体を傾けながら過ごしていました。

 

14:55 次のメモはここから

陣痛の間隔は2分。下腹部の痛みも強くなる。

「良い陣痛ですよ~」と助産師さんに励まされるも、子宮口の開きが悪くてバルーンは抜けず。

もめんの時はこの時間には分娩の準備が始まっていたので、なんか産まれない気がするぞとちょっと焦り出す。

 

15:00 痛みが増す

下腹部だけじゃなく腰も痛みだす。

痛みのレベルは、顔をしかめてベッドの手すりを握りしめるくらい。

 

15:15 子宮口4cmで無痛麻酔を注入

ようやくバルーンが抜け、子宮口が4cmまで開いていることを確認。

4cm開けば麻酔を入れられるらしく、すぐさまの麻酔科の先生を呼び入れてもらう。

背中がツーっと冷たくなり、ものの数分で痛みがゼロに。(痛くないって素晴らしい!)

 

16:35 子宮口5cm

麻酔後は少しずつお産が進み、内診では赤ちゃんの頭に触れられるように。

しかし、この病院では17時までに産まれなければ促進剤や無痛麻酔は中止し、翌日に持ち越すという決まりが。

今時点で私の子宮口は5cmしか開いていないものの、陣痛が来ると赤ちゃんは下がってくるらしく、継続するか中断するかの判断が悩ましいとのこと。

あと数時間様子を見て、進まないようなら中止することになりました。

 

18:15 ここでようやく破水

 

19:00 促進剤の中止が決定

産科の先生による内診。「開きは5cmのまま変わらないし子宮口もまだ硬いから、今日は中止して明日また頑張りましょう」とのこと。

促進剤を止めて陣痛が弱まってきたら、麻酔もストップすることに。

 

長くなったので次に続きます

ダラダラ書いていたら、こんなに長くなっちゃいました。

子宮口の開きが悪く、翌日に持ち越すことが決定。

促進剤を止めると陣痛が弱まると言うものの、それなりの痛みがあるなかで麻酔を止めるのも不安だったし、そもそも今日産まれるもんだと思ってたからかなり拍子抜け。

誕生日占いも3/29のしか調べてなかったから、急遽30日以降も調べたよ。

(29日生まれだともめんとの相性が悪いと出ていたので、結果別日でよかった 笑)

 

ということで、無痛分娩レポはまだまだ続きます!

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